北九州市立埋蔵文化財センター移転改修及び耐震補強工事(旧八幡市民会館)
1958年竣工し、八幡市民会館として長年北九州市民に親しまれていましたが、老朽化や耐震面の課題から2016年に閉館しました。
北九州市にゆかりのある著名な建築家の村野藤吾氏の作品であり、閉館後も建物の存続を求める保存運動が続いていました。
この度、老朽化や狭隘化が課題となっていた「埋蔵文化財センター」の機能を旧八幡市民会館に移転し、博物館として再生・利活用することが決定され、近現代建築の保存継承と埋蔵文化財センターの機能充実の両立が図られることになりました。
本工事では、博物館としての用途変更に伴う建物の内部改修工事、外壁等の劣化部分の補修工事および耐震性確保のための耐震補強工事を行います。